昭和44年、学生運動盛んな頃の、巨匠2人の対談集。その豊富な知識と洞察力に脱帽。平田篤胤、荻生徂徠荻、本居宣長、朱子学、陽明学、などなど。江戸時代の国学の系譜を背景として知っていないと、また、その思想の源である中国の思想史を知らないとちょっとついて行けないなあ。それにしても、2人の対談の中身は現在でも色あせず、そのまま通用してしまうところがすごい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
対談集
- 感想投稿日 : 2013年3月27日
- 読了日 : 2013年3月26日
- 本棚登録日 : 2013年3月25日
みんなの感想をみる