1970年代初頭、‘軍隊’ではない中途半端な存在として、部隊や階級などあらゆる名称を変えつつ、しかしその精神においては旧陸軍の伝統を受け継いで存続していた自衛隊。理不尽な鉄拳制裁が日常茶飯事の隊内での、厳しくもどこか心温まるエピソードの数々がノスタルジックに語られていて、面白かった。
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カテゴリ:
小説(その他)
- 感想投稿日 : 2016年4月30日
- 読了日 : 2016年4月30日
- 本棚登録日 : 2016年4月30日
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