著者の昭和43年の随筆。東名高速が岡崎までしか開通していないなど、各地を巡っての描写が時代を感じさせる。著者のように、豊富な知識をもちつつ歴史風土にふれる旅をしてみたいなあ、と思う。一方、地域の風土や歴史的な痕跡が失われつつある中で、著者が四十年以上前に味わった雰囲気を今も味わうことができるだろうか、と一抹の寂しさも感じた。
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エッセー
- 感想投稿日 : 2014年2月22日
- 読了日 : 2014年2月23日
- 本棚登録日 : 2014年2月22日
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