さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2005年2月16日発売)
3.39
  • (463)
  • (1136)
  • (2366)
  • (233)
  • (74)
本棚登録 : 9364
感想 : 1313
4

素人向けに、会計とは何か、そのさわりを解説した入門書。専門的な内容は全くなく、会計の勉強にはならないが、エッセンスというか雰囲気を味わえる良書。

「節約は絶対額で考える」、「「ローリスク・ハイリターン」とは得意分野で予算内の投資をすることが」、「「在庫」は少なければ少ないほどよい」(「「いつか使うかも」系のモノはだいたい無駄になる」、「100人と薄っぺらい関係を築くのではなく、100人の人脈を持つひとりの人物としっかりした関係を作るべき」、「「50人にひとり無料」は「2%割引」とほとんど同じ」(数字のセンスを磨け)、など、日常生活でも役立つ会計的なものの見方、考え方が紹介されていて、参考になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2020年4月7日
読了日 : 2020年4月7日
本棚登録日 : 2020年4月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする