獣の奏者 I闘蛇編 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2009年8月12日発売)
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物語の主人公は、大公に仕える闘蛇衆の村で生まれた少女エリン。エリンは母親を殺され村を出奔、養蜂家のジョウンに拾われ、やがて獣ノ医術師を目指しカザルム王獣保護場の学舎に入学。そこで傷ついた幼獣リランと出会う。

リョザ神王国では、武力を否定し神性をもって政を司る真王と、真王に仕え武力(闘蛇)で国を守る大公の二大勢力がバランスしており、真王はテロリスト集団〈血の穢れ〉に命を狙われ続けている。国の根幹に関わる政治的な獣 "王獣" と "闘蛇"。闘蛇を操る秘密を守りながら隠れすむ霧の民。本書の世界観はこんなところかな。

獣たちとエリンの触れ合いを軸としたエリンの成長物語なのかな。第2巻が楽しみ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF・ファンタジー
感想投稿日 : 2023年8月14日
読了日 : 2023年8月14日
本棚登録日 : 2023年8月13日

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