物語の主人公は、大公に仕える闘蛇衆の村で生まれた少女エリン。エリンは母親を殺され村を出奔、養蜂家のジョウンに拾われ、やがて獣ノ医術師を目指しカザルム王獣保護場の学舎に入学。そこで傷ついた幼獣リランと出会う。
リョザ神王国では、武力を否定し神性をもって政を司る真王と、真王に仕え武力(闘蛇)で国を守る大公の二大勢力がバランスしており、真王はテロリスト集団〈血の穢れ〉に命を狙われ続けている。国の根幹に関わる政治的な獣 "王獣" と "闘蛇"。闘蛇を操る秘密を守りながら隠れすむ霧の民。本書の世界観はこんなところかな。
獣たちとエリンの触れ合いを軸としたエリンの成長物語なのかな。第2巻が楽しみ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF・ファンタジー
- 感想投稿日 : 2023年8月14日
- 読了日 : 2023年8月14日
- 本棚登録日 : 2023年8月13日
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