本日は大安なり

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年2月26日発売)
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本棚登録 : 5021
感想 : 817
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「今このタイミングで惚気話を唐突に始めるほど、玲奈は頭が悪い子ではないし、私もまた、その意味がわからないほど頑なではないつもりだった」

きれいにはりめぐらされた伏線が、結末に向かって回収され爽快な読了感を生む。入れ替わった双子、カチューシャを隠してしまう少年、ダメ男、そしてウェディングプランナーの話。特に陸夫くんのダメ男っぷりには笑えた。「俺、火なんかつけたくなかった」ってどこまでダメなんだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2017年3月31日
読了日 : 2017年3月31日
本棚登録日 : 2017年3月31日

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