「今このタイミングで惚気話を唐突に始めるほど、玲奈は頭が悪い子ではないし、私もまた、その意味がわからないほど頑なではないつもりだった」
きれいにはりめぐらされた伏線が、結末に向かって回収され爽快な読了感を生む。入れ替わった双子、カチューシャを隠してしまう少年、ダメ男、そしてウェディングプランナーの話。特に陸夫くんのダメ男っぷりには笑えた。「俺、火なんかつけたくなかった」ってどこまでダメなんだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2017年3月31日
- 読了日 : 2017年3月31日
- 本棚登録日 : 2017年3月31日
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