作文添削をしていた冴えない高校教師ジェルマンはクロードという生徒の作文に心を奪われる。ジェルマンは彼に小説の書き方を指導することにするのだが…
派手な展開で見せる、という映画ではないですが面白かったです!
話の展開としてはクロードが持ってくる作文をジェルマンが批評していくというもの。毎回クロードの作文は「続く」で終わり、そこまでの感想をジェルマンが言っていくわけですが、
自分が小説好きだからかどうかはわかりませんが、クロードの書いてくる小説に自分もジェルマンと一緒に突っ込んだり、「そっちの方向にいっちゃうのか~」と思ったり、
そんな風に楽しんで見ることができました。
そうしているうちに、小説の出来事が本当に実際にあったことなのか、それともクロードの創作なのか分からなくなってきます。
そして、ジェルマン自身クロードの小説が気になるあまり思わぬ行動をとってしまうことに…。
小説の続きが気になるジェルマンの行動はそこまで入れ込まなくても、と思う反面、アニメやマンガの続きが気になったり、長い小説を続きが気になるあまり深夜まで一気に読んでいる自分としては、
他人事とは思えないところもちょっとありました。案外映画好きより小説好きの方が感情移入できる映画かもしれないですね。
それとクロード役の少年の美青年ぷりもよかったです。やっぱり外国人には外国人にしかない色気があるなあ、としみじみ思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画(ミステリー・サスペンス・ホラー)
- 感想投稿日 : 2014年11月21日
- 読了日 : 2014年11月20日
- 本棚登録日 : 2014年11月20日
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