思ったより、基礎的な内容の本だった。国語の授業をきいているような印象を受けた。
・文体を統一する
・簡潔に述べる
・否定文よりも肯定文を使う(二重否定は使わない)
・接続語を多用しない
・事実と評価を混同しない
・意味の限定された単語を使う
・価値判断を含んだ単語は避ける
・俗語は使わない
これらの文章術は、社会人でもできていない人が多い。昔は、社会人1年目、2年目ごろ、先輩社員が赤ペンで手直ししたものだが、昨今はその過程がおろそかになってきており、これら文章術が身につかないままの人も見受けられる。大学生、あるいは、社会人になって日が浅いうちに身につけておきたい内容である。
目次
まえがき
序章 共有する技術
第1章 目的を「よりよく」達成するために
第2章 人を惹きつける話し方とは
第3章 一回で理解される文章を書くために
1 書き言葉の性格
2 一回で理解される文章と、十回読まないと理解されない文章
第4章 言葉を超えるもの
1 口ほどに者を言うもの
2 センスの問題
補章 電子メールによる伝達をどう考えるか
1 電子メールの基本
2 電子メールの特質と文章作法
あとがき
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年11月5日
- 読了日 : 2011年4月21日
- 本棚登録日 : 2018年11月5日
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