見えないアメリカ-保守とリベラルのあいだ (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2008年6月19日発売)
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感想 : 29
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 日本人が抱くアメリカに対するイメージは人に様々だ。ハリウッド映画、自由の国人種問題、軍事大国、覇権国家etc…。多種多様なイメージが錯綜して実態は容易には見えない。
 政治的にはよくリベラルと保守の二項対立が語られる。確かにアメリかは二大政党制で民主党と共和党はリベラルと保守掲げている面もある。しかし政治に関心のある層とない層、宗教に熱心な層、そうでもない層など党内の中にもさまざまな断裂がある。
 アメリカは複雑で見えないことが多いが見えないことを認識して見えるアメリカから推測することはアメリカを理解する上で確かに有効だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2014年5月10日
読了日 : 2014年5月10日
本棚登録日 : 2014年5月5日

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