戦史に名高いハンニバルのアルプス越え。苦労して連れて行ったゾウがイタリアの冬の寒さの為に全く機能しなかったとは…。アフリカ生れの彼等にしても偉い迷惑だっただろう。ゾウはなくても、その後のハンニバルがローマ軍を手玉に取る様子は英雄的と言うよりも悪魔的。一方のローマ軍も一年交代の軍政にも拘わらず、次々と人材が現れる。そしてカンネの闘いにおける歴史的大敗時にも、負軍の将の責を一切問わなかった処に、却って凄身を感じた。途中、敵軍師として「エウレ~カ!」の老アルキメデスが顔を出し、最後は若き日の“老スキピオ”登場!
8月は1冊も読めなかったが再始動。♪ハンニバル ゾウにゆられて お山越え♪の巻! 2012年09月04日
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2012年9月14日
- 読了日 : 2012年9月19日
- 本棚登録日 : 2012年9月14日
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