図書館で借りた。
タイトル通り、戦前から大蔵省~財務省がどんな立場で日本の財政政策を歩んできたかが記されている。
序盤は非常に理解できたが、後半(=現代)になるにつれ、「いつのまにそんな立場になったの?」「急に消費税が強くなったな」等、展開が理解できなく、かつ財務省の立場ではない政治家の争いの色が強い記述になっていった。
この理由も明確で、最後に著者の政治意見があるので、「あぁ、客観的事実を伝えたいのではなく、賛同者を求めたいのね」と納得した。
とは言え、出典も細かく書かれており、近現代史を知るには良本とは感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2021年5月22日
- 読了日 : 2021年5月22日
- 本棚登録日 : 2021年4月24日
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