主命にござる (新潮文庫)

制作 : 縄田一男 
  • 新潮社 (2015年3月28日発売)
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本棚登録 : 41
感想 : 6

武士の世を舞台に、不条理にもまれる人々を描いた珠玉の作品集。

まさに、「題名どおり」で、やるせなさや悲しみがそこかしこに漂っていて、楽しい読書とはいかないかも。

晩年の真田信幸の姿が浮かぶような池波正太郎さんの「錯乱」が好みかな。滝口康彦さんの「拝領妻始末」も、凛とした強さや美しさに富んだ作品だけど、私には悲しすぎました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年10月4日
読了日 : 2018年10月4日
本棚登録日 : 2018年10月4日

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