武士の世を舞台に、不条理にもまれる人々を描いた珠玉の作品集。
まさに、「題名どおり」で、やるせなさや悲しみがそこかしこに漂っていて、楽しい読書とはいかないかも。
晩年の真田信幸の姿が浮かぶような池波正太郎さんの「錯乱」が好みかな。滝口康彦さんの「拝領妻始末」も、凛とした強さや美しさに富んだ作品だけど、私には悲しすぎました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月4日
- 読了日 : 2018年10月4日
- 本棚登録日 : 2018年10月4日
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