永遠のベストセラー、
『100万回生きたねこ』に捧げる豪華な短編集です。
何しろ執筆しているのが、
江國香織、角田光代、町田康、山田詠美、川上弘美、綿矢りさ・・・などなど、名前を書き連らねる手が震えてきそうな
そうそうたるメンバー。
どれもこれもが、胸に沁み入る物語でした。
その昔、友人と一緒に『100万回生きたねこ』を読んでいて
『あ~、ねこが最後幸せになってよかった♪』と思っていたところに友人が、
『ねこ、最後可哀想だったね・・・』って!!
その時初めて、物語の受け取り方というのは
人それぞれなのだと知ったワタクシでございました。
『100万分の1回のねこ』も本当にそれぞれ全く違う
『ねこ』の物語です。
(中には猫すら登場しない物語も・・・)
でも、どのお話の中にも
愛すること、生きることの意味がギュッと詰め込まれています。
角田光代さん・山田詠美さんの物語が個人的には
◎でした♪
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2016年1月30日
- 読了日 : 2016年1月30日
- 本棚登録日 : 2016年1月30日
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