又吉さんと本の関係は、
私が想像していたよりもっともっと親密で切実なものでした。
本との出会いが無かったら、又吉さんは
乗り越えられない夜を迎えてしまっていたのではないか・・・
そう思えるくらいヒリヒリとしたものを感じました。
この本を読んだことで『火花』のいまひとつピンと来なかった世界観が
そういうことだったのか・・・と痛く納得。
ある意味火花の解説本のような意味合いもある内容です。
私はきっと又吉さんと同じくらい本が好きだ。
でも、又吉さんが面白かったと書く本には
ことごとく心惹かれなかったのもまた事実。
読書ってほんと奥が深いものだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2017年3月24日
- 読了日 : 2017年3月24日
- 本棚登録日 : 2017年3月24日
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