論理哲学論考 (岩波文庫 青 689-1)

  • 岩波書店 (2003年8月20日発売)
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本棚登録 : 2777
感想 : 132
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何回読んでも難解な本ですが、ようやくこの本の提示するスコープが見えてきたような気がしました。

①成立していることがら(=事実)から構成要素に分解する。
②それらの可能な組み合わせ(=事態)を記号(=像)にマッピングする(=命題)
③命題についていろいろ語って思考の限界を探る。
④語りえないものについては、沈黙しなくてはいけない。

正直なところ、解説を読まないと、何を言っているのかさっぱり意図がつかめないです。でも、解説を読んだ後で流し読みしてみると、そういうことか!という発見があります。

この本は、解説本を読んだ後にまた再読したいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年9月27日
読了日 : 2012年9月26日
本棚登録日 : 2012年9月26日

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