著者は元新聞記者。新聞社内の派閥や部署間の軋轢やドロドロした人間関係の描写に 改めて男性の厳しい職場なのだと知る。それぞれの仕事に対する思いや地元紙としての義務、スクープを載せたい欲求、いろいろな思いが交錯して 新聞というものが作られているのだと実感、そして尊敬。一読後に容易に破棄される情報誌なのに、だ。
最近はさらりとしか読んでいなかった新聞だけれど 各面の意味も考えながら読んでいきたい。そしてそれを自分はどう消化したのか実感しながら先へ進むようにしたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
横山秀夫
- 感想投稿日 : 2014年5月24日
- 読了日 : 2014年5月24日
- 本棚登録日 : 2014年4月13日
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