母を癌で亡くしたわたしとしては、当時を思い出し共感するとともに、いたたまれない気持ちにさせる内容であった。身内の死は必ず訪れるのだが、亡くなったことに整理をつけなければ、残された者たちは不幸である。人生折り返しを過ぎ、自身の死生観をあらためて問われた作品である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自伝・伝記・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年3月11日
- 読了日 : 2016年3月1日
- 本棚登録日 : 2016年3月1日
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