内容(「BOOK」データベースより)
「とにもかくにも人は、もののあれはを知る、こと肝要なり…」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。
本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://www.books-officehiguchi.com/?p=16791)
この本の冒頭に、著者の小林秀雄氏が本居宣長について書いてみたいという思いや経緯について述べている。雑誌に記事を連載するにあたって著者自ら松阪に出かけて宣長の墓を訪ねたエピソードもある。
全体的な感想として、原文(歴史的仮名遣いと漢文の書き下し文)をそのまま引用しながら解説しているので難しいと感じるかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般教養(日本史)
- 感想投稿日 : 2020年6月10日
- 読了日 : 2020年10月14日
- 本棚登録日 : 2019年9月8日
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