ロシアのウクライナ侵攻を機に積ん読本だった本書を読む。
この本が出版されたのが2001年。ルーマニアのチャウシェスク政権が崩壊したのが1989年。ソ連崩壊が1991年。ユーゴスラビアの内戦が同1991年と激動の最中の東欧で、30年前に別れた同級生を探す著者。
無謀とは思うが、いても立ってもいられなかった心境は押して図るべきだ。
1960年代の少女達はさまざまな変貌を遂げていた。
社会主義国家同士の軋轢、同志といいながら生活水準の大きな格差。
彼女達を取り巻く環境を著者はどう見たのか。
現在の状況と比較しながら読むと、なかなか興味深い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年9月11日
- 読了日 : 2022年9月11日
- 本棚登録日 : 2022年9月11日
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