嘘つきア-ニャの真っ赤な真実

著者 :
  • KADOKAWA (2001年7月1日発売)
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本棚登録 : 695
感想 : 107
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ロシアのウクライナ侵攻を機に積ん読本だった本書を読む。
この本が出版されたのが2001年。ルーマニアのチャウシェスク政権が崩壊したのが1989年。ソ連崩壊が1991年。ユーゴスラビアの内戦が同1991年と激動の最中の東欧で、30年前に別れた同級生を探す著者。
無謀とは思うが、いても立ってもいられなかった心境は押して図るべきだ。
1960年代の少女達はさまざまな変貌を遂げていた。
社会主義国家同士の軋轢、同志といいながら生活水準の大きな格差。
彼女達を取り巻く環境を著者はどう見たのか。
現在の状況と比較しながら読むと、なかなか興味深い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月11日
読了日 : 2022年9月11日
本棚登録日 : 2022年9月11日

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