なんとなくな日々 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2009年3月2日発売)
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本棚登録 : 1101
感想 : 100

私がいま、こうして読書が大好きなのは、川上弘美さんのエッセイがきっかけ。

ワタシが家にこもってるより外に出たり街を歩く方が好きなのも、思えば川上弘美さんが日頃出くわすような日常に転がる幸せを感じたかったからだ。

川上さん自身は、「自分の日常なんて語るほどでもない」と、仰っている(謙遜かもしれない)が、川上さんのエッセイは、人生を楽しむのに有効なのは、派手な生活や大金より、どんな日常も彩るあたたかな心だ、と、概念に迫るレベルの気づきを与えてくれる。


今日も家から30分くらいの場所に来たけれど、おかげで緑と犬に癒され、美味しいパン屋さんに出会えた。

明日は美味しいコーヒーを飲みに喫茶店に行こうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月18日
読了日 : 2023年2月18日
本棚登録日 : 2023年2月18日

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