読書仲間オススメの一冊。
全4巻と、個人的には程よい長さ。
主人公は50代の大学教授と、30代のキャリアウーマン。
二人がとある家で出会うところから物語が始まります。
縁をつないだのは女性の祖母と、祖母の残した家。
ちなみにその祖母は、その昔大学教授が“恋”をしていたという設定。
二人ともそれなりの年を経ていることからか、
それぞれがそれなりに“大人の過去”を持っています。
その過去に囚われながらも、新しい“恋”に踏み出そうとする、
でもやはり、過去のトラウマからも脱却しきれずに、、
そんな二人の不器用な行き違いがしっとりと描かれています。
ある意味3世代にまたがる物語、楽しく読めました。
ん、男である自分としては、やはり大学教授への共感が強く、
50代になっても、こんな“恋”ができるのかと、なんとなく。
ちなみに映画化もされるとかで、ちょっと気になっています。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ロマンス
- 感想投稿日 : 2014年5月15日
- 読了日 : 2014年5月11日
- 本棚登録日 : 2014年5月11日
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