現役歯科医としてのレビュー。
治療方法や職業倫理としては同意する部分が多い。ただ、本書全体から炎上商法的な感じも受けるので、星一つマイナス。
ボクはインプラントを施術していない。ただ、転院なさってきた患者さんを見る限り、咬合がやたらに難しいと感じている。それを、技術不足と捉えるのか、構造的に手におえないものと捉えるのかは、人によって解釈が変わると思う。(僕は後者)
歯医者だった大叔父がインプラントを入れた時に、噛んだ感じが違うと言っていたので、歯根膜の有無(骨癒着の有無かどちらかはわからないけれど)は著者も言うように結構大きいと思う。
ただ、骨癒着しないインプラントも、歯根膜再生すると謳うインプラントもあるにはある(どちらも傍流だけれど)が、そういったタイプの咬合がどうかは不勉強にて知らない。
学歴の話は、国家試験で担保されていると考えているし、インプラント医は出身大学には関係なく存在するのでどうなの?って感じもする。自分自身、余り胸を張って言える大学じゃないからかも。
歯磨き粉は感染細菌を殺菌駆除するため、バイオフィルムを分解するために必要だと考えている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歯科関連
- 感想投稿日 : 2014年11月17日
- 読了日 : 2014年11月17日
- 本棚登録日 : 2014年11月17日
みんなの感想をみる