高校の日曜模試の帰りのコンビニで和藤園子は見慣れない同級生に出会う。彼女、穂泉沙緒子は園子の思考や彼女の高校での立ち位置等を鮮やかに推理し、その後すぐ起きたコンビニ強盗事件も軽やかに解決する。そして二人はその場にいた客が関わる殺人事件の謎にも挑む事になり…。沙緒子の推理の積み上げ方はかっちりしていて正にホームズ的。園子も意見を出し、推理に協力する体制なのが対等の関係でいい。ただ推理した展開に真っ直ぐ進み過ぎかなぁ。刑事達含め関係者都合良く動き過ぎるしそれはいいのか?な点もある。思い出せないけど本家「緋色の研究」もそんな感じだったっけ?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2019年8月11日
- 読了日 : 2019年8月10日
- 本棚登録日 : 2019年8月11日
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