ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫 123-21)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング (2008年11月1日発売)
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本棚登録 : 984
感想 : 83
4

深夜に随分ダークなアニメをやっているなと思い気になったので、原作本を買ってみた。(このアニメのエンディングはちょっと不気味で怖かった)
主人公は90万冊の幻書を封印しているとか、すぐお腹がすくなど、インデックス?と思わなくもないが、他にも魔導書関連の用語が出てくる話なので、似たような世界観を書くと、似たような設定になってくるのか。
1話完結で5つの話が入っていますが、話の進み方はキノの旅とか世にも奇妙な物語風で、幻書に関わった人たちの末路を寓話のように書いています。
残酷でダークな内容もあるけど、そんなにヘビーではないので、一貫して読みやすい。
1話ごとにインパクトはあまりないけど、いくつか話を読み進めるとこの世界観に馴染んできて、次の話も読みたくなる感じ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2011年8月5日
読了日 : 2011年8月2日
本棚登録日 : 2011年8月3日

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