面白かった。料理研究家という存在を辿りながら女性史も辿っている。同時に「自分で選んだ」と思っていることも世相のうねりに影響されていたことにも気づいた。料理研究家の土台は豊かな経験から、というくだりに納得。読み終わると、自分にとって料理とは何かを考え直したくなる。著者が料理が得意な人ではないのがよかった。ちゃんと料理しないといけないなあ。
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- 感想投稿日 : 2015年6月25日
- 読了日 : 2015年6月25日
- 本棚登録日 : 2015年6月25日
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