小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2015年5月16日発売)
3.53
  • (16)
  • (60)
  • (47)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 568
感想 : 84
4

面白かった。料理研究家という存在を辿りながら女性史も辿っている。同時に「自分で選んだ」と思っていることも世相のうねりに影響されていたことにも気づいた。料理研究家の土台は豊かな経験から、というくだりに納得。読み終わると、自分にとって料理とは何かを考え直したくなる。著者が料理が得意な人ではないのがよかった。ちゃんと料理しないといけないなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年6月25日
読了日 : 2015年6月25日
本棚登録日 : 2015年6月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする