ブンガク
かかった時間180分くらい
言わずと知れた作品だが、意外に初読。
はじめの設定にはやや難儀したが、訳者の言うように、流れに乗れれば夢中になって読める作品だと思う。物語は魅力的で、語られる言葉は、これも訳者の言葉にあるように、身近でありながら大時代的で、とりわけ音楽の美しさや愛の至高性について語られた部分は、ほんとうに流麗でよい。
一昨年くらいから、近現代小説の名作?みたいなものを読むようにしているが、やはり読み継がれているものには価値があるなあと思う。この物語については、別の訳者の訳でも読んでみたいと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ブンガク
- 感想投稿日 : 2019年5月2日
- 読了日 : 2019年5月2日
- 本棚登録日 : 2019年5月2日
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