この手の対談として適切なのか疑問なのだが、聞き手の糸井重里が対話をリードしていて、専門家の池谷裕二がなんとなく糸井に同調していくというスタイルで、少し読みにくい(「わかりやすいように⚪️⚪️を〜に例えて考えると…」って糸井が勝手に例えるせいで本質を見失っていないか非常に心配になる)。
本当に池谷はこの部分を強調したいのか、糸井によるミスリードではないのか、という不安が最後まで尽きない。
ただ、興味深い内容もあって、特に対談を通してキーワードとなっている「可塑性」は面白い概念だと感じた。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2015年7月25日
- 読了日 : 2015年7月25日
- 本棚登録日 : 2015年5月5日
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