明日への船出 (扶桑社ロマンス ロ 6-16 シーサイド・トリロジー 3)

  • 扶桑社 (2001年8月1日発売)
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本棚登録 : 36
感想 : 7
4

<シーサイド・トリロジー>シリーズ3
クイン兄弟の一番下の弟フィリップが主人公。
ボルチモアの広告会社で働きながら、週末は家に戻り兄弟とともにヨット造りに精を出している。
そんな彼の前に、セスの母親であるグロリアの妹であるシビルが現れた。


クイン兄弟、一応の最終巻。
この後、フィリップの下のセスの物語がある。
今回も良かった。
ノーラ・ロバーツの家族物は泣かせる。

シビルとの過去を思い出したセスのお誕生日のシーンや、三作すべてに姿をあらわす父親のレイとのやりとり…あ、もちろんセスに三兄弟がヨットを渡したシーンに胸が熱くなり、涙した。
このシリーズ読んでると、家族っていいなって思ったりする。

素晴らしかった。
☆4つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロマンス
感想投稿日 : 2016年9月9日
読了日 : 2016年9月9日
本棚登録日 : 2016年9月9日

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