キツかった。というのが嘘偽りない感想。と、言っても駄目な小説ではないんです。理由は2点。
1:序盤において、作中の人物・あきらが追い詰められたのと似たような経験があった。
2:私自身、一歩間違えば中盤のあきらと同じような状態になってしまったかもしれない。
という事で。途中、読むのをやめてしまおうかとも思いましたが、読了出来たのは物語が引き込む力を持っていたという事なのでしょう。決して気持ちの良いお話ではありませんが「おしまいの日」や「くますけと一緒に」などの『そっちの方向の新井素子』がお好きな方でしたらどうぞ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新井素子
- 感想投稿日 : 2012年9月17日
- 読了日 : 2012年7月26日
- 本棚登録日 : 2012年9月17日
みんなの感想をみる