対談の人たちは、「昭和の子育て」を受けた娘たちだから、よくも悪くも濃い。
娘に期待して、支配して、娘は期待に応えようとして頑張るけど結局応えられずに逃げ出す。娘がどんなに成功しても、完全に母を満たすことはできない。
田房さんが、毒親特集などでインタビューを受けて、見たらそれが「あなたは毒親になっていませんか」という、母親へ向けた特集になっていたそうだ。
娘は、娘として苦しんでいるのに、メディアは「娘の苦しみ」には目を向けず、母親にばかり焦点をあてるんだなと。
30歳、40歳、それ以降の「娘」は辛いなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2015年1月4日
- 読了日 : 2015年1月4日
- 本棚登録日 : 2015年1月4日
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