いつから読み始めていたんだろう・・・
ずいぶんかかったけどようやく読了。
kamoshigiさんからのお勧めの1冊だった本書。
もともと同じくkamoshigiさんからお借りした、
向田邦子「父の詫び状」を読んだときに、
彼女の留守電エピソードがとても印象に残っていて、
向田邦子とともに、私の中では「ザ・ベストテン」か「徹子の部屋」かくらいしか知らなかった彼女を知る1冊となった。
思えば実家にも「窓際のトットちゃん」があって、
そういえば読んだことがなかったと思い、帰省の際にはぜひ読もうと
本棚を探したのに、そのときはすでにその存在はなく、普通は「~トットちゃん」からのこれだったり、そのほかだったりするのだろうが、それはそれでよかったかなと思う。
たくさんのトピックがあって、もちろん弟さんの件にはなんとも言えないものがあったけど、わたしには2こ(+1おまけ。このおまけは唯一笑いが止まらなかった)印象に残った。1つは「山崎パン」。1つは「赤塚ふじお」。ちなみにおまけは「M・Mのトスカ」(笑)冒頭の「ハワイ」の話も好きだけど(笑)
赤塚ふじおさんの件は、知らないことばかりで、それから当時すごく話題になったタモリさんの弔辞のことを思い出して、断片だけだけど知ることができて、また一層深いものになった。やっぱり「これでいいのだ」http://booklog.jp/item/1/B005DPWJRE
そのうち観てみることにしよう。
昨年、美容室でたまたま手に取った雑誌に、永六輔との対談が掲載されていたのでそちらも併行して読んでみたが、テレビが始まって間もない頃に、その発展とともに歩み、古きよき時代を創り上げてきた、公私共になにものにも代えがたい関係を、ほんとにたくさん持ってる方なんだなと認識した。
「~トットちゃん」は文庫になってるんだろうか・・・
やっぱり1度は読んでみないと。
これほど世界各国で読まれているということなのに・・・
- 感想投稿日 : 2013年1月9日
- 読了日 : 2013年1月9日
- 本棚登録日 : 2012年3月25日
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