鬱の力 (幻冬舎新書 い 5-1)

  • 幻冬舎 (2008年6月1日発売)
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感想 : 50
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うつは治す必要がある?人間が持つ、本来の悲しい気持をうつと勘違いしていないか?無理に治す必要がないものもある。
日本社会は欝へ向っていないか?高度成長期がそうとするならば。代替医療の流行は、医療格差があることと関係がある。
診断基準としてDSM-Ⅲが出てくる。現象を見て診断することは、診療⇒クックブックになっていないか?治療に関しての様々な薬、使えば何らかの効果はある。診断法同様に変わったものとして、救急のコンビニ受診、自殺者、そして神(宗教)と死刑について。死刑吏とは何であるのか?
医療を取り巻く取り止めのない話から、人々の感覚的なもの、物事の受け取り方などの、取り留めのない話が続く。宗教的思想で〆るしかない。

respect びあしん慶次郎  さん

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療心理薬
感想投稿日 : 2013年7月27日
読了日 : 2013年1月22日
本棚登録日 : 2013年1月19日

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