プロ論。2

制作 : B-ing編集部 
  • 徳間書店 (2005年12月16日発売)
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有名人はみんな昔から華々しいのかと思い込んでいました。
でも誰にも下積み時代があり、苦しみ、辛酸を舐めていたのだなあ。違うのは、自分の仕事が好きだという思いをずっと持っていたこと。
苦しかったりうまくいかなくても、自分に才能がないからという訳じゃないんだと思えました。
でも、仕事が好きかどうかは最初は分からないと言ってる人もいて、救われた気が。

“「その仕事のミッションは何か」を見抜く事。タレントのグレードアップと売上アップでは、仕事の仕方が変わる”…は、今の仕事でもっと取り入れないと。
今はこれで間違っていないのかもしれない、いつか絶対報われるはず…と、なんとなくだけど希望ができました。

【やってみる】お客様の「仕事のミッションは何か」を見抜く、迷ったら積極的、動きのあるほうを選ぶ

【変わりそうな事】苦しいのは自分がダメなわけじゃない。この経験が絶対役立つ時が来る


自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

"早く行動する事。「これだ」と思う事が見つかれば、早い程スキルは詰み上がる。知的創造者会は、ビジネスと趣味の境界をすごく曖昧にする。となれば副業のチャンスは上がる。いろんな趣味が副業になりうる。私自身今や肩書きだらけ。/先の事なんて誰にも分らない。大事なのは今。楽しみを先に残してもしょうがない。やりたいようにやるべき。(森永卓郎)

一番好きなことをすぐにやろうとすると、たいてい失敗する。これは2番目かなと思えるくらいの好きでいい。そうすると心に余裕が出てくる。お金にこだわらず、好きなことだけをコツコツやってきた人は、ちゃんと今も仕事をしている。心が折れてないから、何が起きても前向きに仕事ができる。(いとうせいこう)

ほとんどの人が最初は自分は今の仕事に向いていないと思っていた。苦手なのにたまたまその仕事をし、努力をする事で一流と言われるまでになれた。/人は苦しみや逆境があるから進化する。ちゃんと苦しみを味わって、ちゃんと落ち込む。それが進化させる。大事なことほど実はくだらなかったりする。くだらないことに悩み、考える人のほうが、本当に強い人になれる。/全身で考え、全身で感じないと。細胞かから感じ取ろうとすると、生物的な反応で対応できる、いいことがあると、細胞がぴりっと反応してくれる。(丸山和也)

仕事や会社を選ぶ時、手段と目的をはっきりさせる必要がある。人生の目的は、いかに自己実現をして充実した人生を送るか。その実現の手段が会社、仕事。これはツール。だから、自分が幸せになれる、夢が実現できる手段として面白くなければ、さっさとやめたらいい。/大事なことは、「その仕事のミッションは何か」を見抜く事。ただ頑張るだけではダメ。タレントのグレードアップと売上アップでは、仕事の仕方が変わる。(木村政雄)

迷ったら積極的なほうを選択したほうがいい。動きのあるほうを選ぶ。失敗したときのダメージは大きいが、しまったという痛い思いから、沢山のことが学べる。積極的な選択をすると必ず何か変化がある。考え方を変えてくれたりする。絶対的な信念に凝り固まって、そこから動けない人って成長力が無い。年を取るのが卑下気になる。中身が同じなら、入れ物は若いほうがいいに決まってるから。動きのあるほうを選ぶ事はすごく大事。(倉田真由美)

一番変わったのは、勝敗よりも「理想のプレーにどこまで近づけたか」にこだわるようになったこと。自分を知ること、私は試合後に必ず反省し、課題点を見つける。自分を徹底的に分析すれば、今やらねばならないことが見えてくる。(杉山愛)"

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2011年3月30日
読了日 : 2011年3月20日
本棚登録日 : 2011年3月30日

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