秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2009年2月28日発売)
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本棚登録 : 6590
感想 : 545
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瓜野くんという新しい語り手が、なんだか危うく青い感じがしてハラハラする。
堂島や小鳩くんが出てきたときの安心感たるや…
米澤先生のこういう人物を語り手にした文章を読むのはけっこう新鮮だった。
小鳩くんも青いっちゃ青いけど、その行動は信頼できるので、余計に危うくみえたのかも。

あと小佐内さんってこんなキャラだっけ…と思うのは、小鳩くんといたときの小佐内さんしか知らないからかな?
今までのかわいらしさは鳴りをひそめて、ミステリアスな美女感がすごい。

なんだか今回は登場人物たちに目がいってしまったけど、放火事件と小佐内さんにどんな関係があって、小鳩くんがどのように関わっていくか楽しみ。

小佐内さんはやっぱり、(小市民になろうと頑張ってる)小鳩くんが好きなんだよね!?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月31日
読了日 : 2024年1月31日
本棚登録日 : 2024年1月31日

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