文春砲と言われるスクープ記事に、私は興味があったりなかったりだが、これをやってる中の人はどんな人で、何を考えているのか、その点には興味があった。
記事を書く上での基本的な方針から、編集部としてのチームプレイと編集長としての姿勢等々。そのあたりももちろんおもしろかったが、一番最後の「売れない」時代のマーケティングの章が非常に興味深かった。こちらはまだ発展途上で試行錯誤をしているのだが、その経緯が書かれていて、ネット時代に紙メディアがどう取り組むのか、マスコミやメディア関係じゃなくても参考になるのではないだろうか。
それ以上に、しばしば出てくるフルスイングという言葉。全力を出して、真摯に、真剣に取り組めということだが、その姿勢がクリティカルヒットとなる文春砲を生み出すというわけだ。私自身、最近フルスイングで物事にあたっていないなぁと反省した次第でありました。
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- 感想投稿日 : 2019年2月17日
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- 本棚登録日 : 2019年2月17日
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