脳も体も冴えわたる 1分仮眠法

著者 :
  • すばる舎 (2012年6月19日発売)
3.22
  • (5)
  • (8)
  • (14)
  • (10)
  • (0)
本棚登録 : 88
感想 : 9
4

私の永遠の課題、睡眠について学ぼうと思ってaudiobookで聞いた。
1.7倍速で2時間もかからずに聞き終わった。非常にコンパクトながら睡眠についての要点と、本書の特色である短時間仮眠法についてまとめられていた。

・睡眠が不足すると眠気を誘う睡眠物質が蓄積される。いわゆる睡眠負債。
・寝溜めは出来ないが、負債の返済は出来る。
・休みの日に一日でまとめて寝るのでは無く、二日などに分けて、2時間ほど長めに寝る。
・休みがあまりない、まとまった時間が無い場合は仮眠を使う。
・出来れば昼12-15時辺りで20分、可能ならそれを数回とる。
・一分間目を閉じているだけでも、多くの情報が入ってくる視覚を休められるため、短時間の持続効果ではあるが有効。
・睡眠負債が重なると病気になりやすく細胞の更新もままならないため老化が進む。記憶の定着も悪い。
・夜は電気を消して、朝は太陽の光を浴びる。休日も起床時間はなるべく変えない。増やしても二時間ほど。
・ノンレム睡眠は大脳新皮質を休めるために出来たシステム。
・眠ることで過負荷になった脳をクールダウンさせる。
・その他よく耳にする睡眠tips。

個人的にも短時間目を閉じるだけで多少すっきりする感覚は日頃味わったことがあるので、肯定的に聞くことが出来た。

睡眠や脳については日進月歩で、且つなかなか突っ込んで調べることが難しい分野でもあるためこの本の情報が完全に正しいわけでは無いとは思うが、試してみて良い効果があればそれは個人的に継続すれば良いのだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 健康
感想投稿日 : 2020年4月17日
読了日 : 2020年4月17日
本棚登録日 : 2020年4月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする