集団の恐ろしさをじわじわと感じさせるストーリー。物事に対して深く考えすぎてしまう兄のセリフ、「考えろ、考えろマグガイバー」が印象的。主人公である兄弟は集団に流されずに考える力、生きていく力を持っていた。また、約10年前に書かれたとは思えないぐらい描かれている政治情勢が現在とリンクしていた。
読書状況:読み終わった
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伊坂幸太郎
- 感想投稿日 : 2017年1月30日
- 読了日 : 2017年1月30日
- 本棚登録日 : 2017年1月30日
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