サンゴとサンゴ礁のはなし: 南の海のふしぎな生態系 (中公新書 1953)

著者 :
  • 中央公論新社 (2008年6月1日発売)
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生物多様性の本棚リスト

過酷な環境では、多様性は生まれづらい。
その環境に耐えられない生きものは、すぐに絶滅してしまう。多様な進化には時間がかかるが、過酷な環境はその時間を与えてくれない。

サンゴは褐色藻と完全な共生関係にある。サンゴが排泄する二酸化炭素や排泄物を受け取った褐色藻は光合成をして、サンゴが生きるのに必要な栄養を与える。
美しい共生システムだ。

サンゴは熱帯の海に住む動物だ。動物プランクトンを食べて生きている。動物プランクトンが居ないほど透明な場所でも、褐色藻がいれば生きていける。
アクセサリーになる珊瑚とは何か違うらしい。

サンゴの一斉産卵
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サンゴと褐色藻
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B4+%E8%A4%90%E8%89%B2%E8%97%BB

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2018年1月27日
読了日 : 2018年1月27日
本棚登録日 : 2018年1月27日

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