映画化したと知り、嬉しくなって話の内容を思い出そうとしたら、まったく思い出せなかったので、改めて借りて読んでみた。
食べ物を求めて人間の世界に下りていった熊たちが、堕落して裏切りと不信に振り回された挙句に、平安を求めて再び山に帰る話だった。
一行にまとめるとシンプルな話だけれど、読み返してみると熊たちとわくわくする冒険をしている気分になれる楽しい話だ。そして最後は切ない。
熊の王さまが息絶えるラストシーンの寂しさだけはなんとなく覚えていた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年2月20日
- 読了日 : 2024年2月20日
- 本棚登録日 : 2024年2月20日
みんなの感想をみる