本書は、慰問文や行政文書、手紙等をふんだんに扱い、郷土をフィルターとして戦争を考察しています。
民衆社会・郷土が担っていた仕組みがうっすら見え、『戦死やあわれ』の「ふるさとの風」の意味が理解出来た。
「絶大なる愛情のひびきを聞」かせてこなかった故郷、今に至るも聞かせられなかったの何故か?
歴史を辿ることがないよう願いたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戦争・戦死者祭祀
- 感想投稿日 : 2011年2月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年2月13日
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