健ちゃんがジュビロに入り、俺たちも2年生になった。
俺の目下の目標は鷲谷の高梨と仙波、そして連だ。
インターハイにはまだまだ遠くて
唯一強みの4継も連の故障で北相大会で負け、
俺はなんと守屋さんから部長を引き継いだ。
谷口への想いを抑えるためもあって
みっちゃんに新人戦に向けての特別トレーニングを作ってもらい
着実に強くなっている実感はあった。
しかし関東選抜で初めて招いた両親が
俺の走りを見る前に血相を変えて会場を後にした。
健ちゃんに何かあったんだ・・・
デザイン:有山達也、飯塚文子 カバーイラスト:クサナギシンペイ
主人公の視点だからか走っている描写が実にあっけないです。
大切な試合でもあっという間に終わってしまう。
それが物足りなくもあるけれどリアリティもある。
短距離は時間にすればほんの何秒かの世界で
その間にいろいろ見えるわけないんだから。
新二の復活に期待です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サ行
- 感想投稿日 : 2010年12月11日
- 読了日 : 2009年10月8日
- 本棚登録日 : 2010年12月11日
みんなの感想をみる