僕のヒーローアカデミア 4 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2015年6月4日発売)
4.14
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本棚登録 : 3254
感想 : 57

この体育祭編では
毎話毎話、新キャラが破竹の勢いで登場してきて
おばさんの脳内はそろそろ限界を迎えそうではありますが
その中でも、
一際スポットライトがあたっているのが
轟くんです。

なんかもう主人公なみに重いものを背負っていそうな
轟くんなのです。

轟くんの個性は「半冷半熱」。

右半身は接したものを凍てつかせ
左半身は灼熱の炎を噴出する。

相反する個性を持ち合わせているなんて
ちょっともう、無敵なのです!

けれど轟くんは「左」は使わないと決めている。
使わずに一番になる・・・!と・・・。

それは轟くんが一番憎んでいる人物
父親から受け継いだ「個性」だから・・・!

轟くんの父親は
万年NO2ヒーロー・エンデヴァー。

NO1に君臨し続ける絶対的ヒーロー・オールマイトが
目障りでしょうがなかった。
そしてその想いを子に託す。

「個性婚」
自身の「個性」をより強化して継がせるためだけに
配偶者を選び結婚を強いる。

そうして選ばれたのが「凍」の個性をもった母であり
そうして生まれたのが轟焦凍。


騎馬戦での対決のあと、
競技場の裏口で轟くんはデクにこの話を打ち明ける。

使わないと決めていた「左」。
けれど、対デクとの最後の局面で
思わずそれを発動させてしまった。

改めて轟くんは誓うのです。
「左」を使わずに一番になることで
父親を完全否定する、と・・・。

自らのアイデンティティーを証明するために闘う轟くんに

轟くん・・・!!(涙)

と思わずにはいられないのでした・・・!


そしてそれを陰で聞いていた かっちゃん!


そ、そんな、
少女マンガの彼氏みたいな真似・・・

すごくいい!!


こちらでも感想を書いています。
よかったらお立ち寄りくださいませ^^
http://oshirukomoe.jugem.jp/?eid=1572

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ジャンプ
感想投稿日 : 2015年8月8日
読了日 : -
本棚登録日 : 2015年8月8日

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