日本人のまっかなホント

  • マクミラン ランゲージハウス (1999年12月1日発売)
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感想 : 11
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思わず笑えるお国気質の暴露本[まっかなホント]シリーズ、日本人編。
The Xenophobe's Guide to the Japanese

ずーっと前に買ったんだけど、最近ブーム(?)の説明書本にちょっと通じるところがある気がして再読。


●日本人はすぐ「われわれ日本人」と言いたがる。
●日本人は、自分をアジアの一員とはあまり思っていない。
●なにごとにも曖昧な部分を残しておくのが日本人の美学。
●日本人は自分の好みをはっきり言わない。相手が適当に察してくれるのに任せる。
●日本人はあまり冗談を言わない。言う時は、「コレは冗談ですが」と前置きする。
●日本人は、組織を守るためなら平気で嘘をつく。
●外国にはなくて日本にあるもの。公衆便所の、水の流れる音を出す装置。
●日本の新入社員がまず教え込まれるのはお辞儀の仕方。
●日本人は、ともに酒を酌み交わした仲でないと真の同僚とは呼ばない。
●デパートの包装紙には神通力がある。中身が安物でも後光がさして見える。
●日本人はブランドと流行に敏感。だれもが目立たないように目立とうとしている。
●日本人は、おおむねまじめだ。ユーモアはもっぱら専門家まかせ。
●日本人は、ひとり勝ち残るより、みんなで一緒に負ける方を選ぶ。
●日本人はくそまじめ。遊びにも「遊ぶ理由」を必要とする。
●日本では、意見を持ったりそれを表明したりする必要はあまりない。
●日本では、謝罪は、追及してくる相手を黙らせる手段。自分の責任を認めるわけではない。


ウィットに富んでて面白いんだけど、翻訳本だから、ちょっと表現がわかりにくい部分も…。
シリーズ全部揃えたかったんだけど、既に絶版らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書(サブカル)
感想投稿日 : 2016年1月26日
読了日 : -
本棚登録日 : 2016年1月26日

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