吉本隆明にしかわからない吉本隆明について考える。
同じように、親鸞にしかわからない親鸞についても考える。
で、吉本隆明にしかわからない親鸞というのがどうもいるようで、
それがこの本の中で語られていて、
それについてぼくはまだよくわからずにいて、
またいつか読みなおさなければいけないな、と思う。
そしてひとつ思うことがあって、じゃあ、無茶をいうけれど、
きっと親鸞にしかわからない吉本隆明というのもあるのかも、と。
かれらがとても似ているように思えるのはほんとうなのか、
それとも吉本隆明が自分自身を親鸞にかさねあわせたからなのか、
そのあたりはわからない。まだわからない。
吉本隆明にしか吉本隆明はわからないのだし、
親鸞にしか親鸞はわからない。
それでも本は読むのだよなあ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月4日
- 読了日 : 2012年5月4日
- 本棚登録日 : 2012年5月4日
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