雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─

  • イースト・プレス (2015年6月15日発売)
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ケインズの一般理論は、ざっくり言うと、アダム・スミス以来の自由放任主義では失業者は減らず、政府が介入し、利子率を下げ、公共事業を拡大することが必要、ということだと理解した。また、貿易は考慮しない理由が、一国の黒字は他国の赤字であるというのは興味深い。
一人一人について正しいことが社会全体については必ずしも正しいとは限らない「合成の誤謬(ごびゅう)」というキーワードを初めて知ったが、よくある話だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 役に立つ本
感想投稿日 : 2020年9月29日
読了日 : 2020年9月29日
本棚登録日 : 2020年9月9日

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