ケインズの一般理論は、ざっくり言うと、アダム・スミス以来の自由放任主義では失業者は減らず、政府が介入し、利子率を下げ、公共事業を拡大することが必要、ということだと理解した。また、貿易は考慮しない理由が、一国の黒字は他国の赤字であるというのは興味深い。
一人一人について正しいことが社会全体については必ずしも正しいとは限らない「合成の誤謬(ごびゅう)」というキーワードを初めて知ったが、よくある話だ。
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- 感想投稿日 : 2020年9月29日
- 読了日 : 2020年9月29日
- 本棚登録日 : 2020年9月9日
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