小説の主人公にはならないことが多い人たちが、大きく時代が動くときにどのように生きていたかが語られていて読み応えがありました。小説を書く司馬さんからみれば、書いてきた小説からこぼれおちた余話なので、1冊の本にするにはためらいがあったようですが、本としてまとめたかった編集者の気持ちがよくわかりました。散逸させてしまうにはもったいないエピソードばかりです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年4月7日
- 読了日 : 2013年4月7日
- 本棚登録日 : 2013年3月27日
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