髑髏となってもかまわない (新潮選書)

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  • 新潮社 (2012年5月1日発売)
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髑髏となってもかまわない。凄まじい覚悟?

死とどう向き合えばいいのか、先人たちの事例を丹念に追った著作。

序章 願わくは花の下にて で始まり、正岡子規、茂吉、松本清張、森鴎外、夏目漱石、宮沢賢治における最期が描かれている。

最後、ツイッターがわりに書かれている言葉がいい。

いつなんどき、髑髏になってもかまわない。

別に死と慣れあおうとしているわけではないのであるが、それはそれでかならずしも悪い気分ではないのである。

80歳となった山折哲夫氏の気分であるが、62歳である自分にはまだ、時が熟していないような気がいたします(笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想・評論・論考
感想投稿日 : 2012年8月26日
読了日 : 2012年8月26日
本棚登録日 : 2012年8月16日

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