髑髏となってもかまわない。凄まじい覚悟?
死とどう向き合えばいいのか、先人たちの事例を丹念に追った著作。
序章 願わくは花の下にて で始まり、正岡子規、茂吉、松本清張、森鴎外、夏目漱石、宮沢賢治における最期が描かれている。
最後、ツイッターがわりに書かれている言葉がいい。
いつなんどき、髑髏になってもかまわない。
別に死と慣れあおうとしているわけではないのであるが、それはそれでかならずしも悪い気分ではないのである。
80歳となった山折哲夫氏の気分であるが、62歳である自分にはまだ、時が熟していないような気がいたします(笑)。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想・評論・論考
- 感想投稿日 : 2012年8月26日
- 読了日 : 2012年8月26日
- 本棚登録日 : 2012年8月16日
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