『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年10月15日発売)
3.30
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本棚登録 : 1530
感想 : 140
2

集められた探偵たち、クローズドサークル、不気味な造りの城、密室殺人、見立て殺人と、ミステリ要素の詰め合わせ。
積み上がっていく謎に、緊迫感のある攻防と謎以外でも読み進める手が止まらなくなる展開。
最後に『ん?』と2度読み返してしまうオチ。
非常に味わい深い小説でした。
この類の結末の際に感じていた、
蓄積していた『違和感』が解放される感覚や、驚きなどがなく、
あまりに淡々と感じてしまった為、評価点が下がっている。
私個人の読解力、集中力の無さや、固定観念による思考の幅の狭域加減が影響しているだけなので、
あくまでも一個人の意見として見て頂ければ幸いです。
未読の方は是非、チャレンジして頂きたい小説。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2021年9月27日
読了日 : 2021年9月27日
本棚登録日 : 2021年6月5日

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