入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2011年4月8日発売)
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「このスライドは何を伝えたいものなの?」
「このメッセージは結局どういう意味?」
「このスライドの重要な部分はどこ?」
ここ数ヶ月、社内の経営陣に向けた提案書を作成している中で上長から上記のような質問を受け、自身の提案書作成スキル向上の一助とするために読んだ本。

テキストライティングのみならず、パワーポイント等で図解しながら提案書を作成する方にとっても参考になる考え方だと思った。

おもに参考になった点は以下。
・資料を構成する前段階から「しりてが」といったあいまいな助詞を意識的に使わずにピラミッドを構成する
・主メッセージ(結論として言いたいこと)がうまく言語化できない場合はそれ以前の根拠やロジックそのもの、またはそれらの関連性に誤りがある可能性が高い
・主メッセージの体言止めの原則禁止
→何について言いたいのかはわかるものの、何を言いたいのかはわからないため

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月17日
読了日 : 2023年12月17日
本棚登録日 : 2023年11月18日

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