>なぜそうなるのかは分からない。それほどのふるまいをしながら、阿選を支持するものはあとを絶たなかった。
>必ず内部から転向者が出て、瓦解してしまうのだ。
>それは確かに何らかの疫病に似ていた。罹患した者は阿選に対する反意をなくす。どんな非道も意に介さず、目の前で何が起ころうと心を動かすことがない。
ここが、この事件の最大の謎。18年間我々読者を苦しめてきた、数多の考察を退けてきた最大の難所。
この答えが、もうすぐ与えられる・・・よね?主上?
下巻巻末の『載史乍書』にある「幻術に通ず」が阿選の秘密なのか、ただの比喩表現なのか気になるところ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2019年10月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年10月2日
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