黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (2001年5月15日発売)
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感想 : 240
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>なぜそうなるのかは分からない。それほどのふるまいをしながら、阿選を支持するものはあとを絶たなかった。
>必ず内部から転向者が出て、瓦解してしまうのだ。
>それは確かに何らかの疫病に似ていた。罹患した者は阿選に対する反意をなくす。どんな非道も意に介さず、目の前で何が起ころうと心を動かすことがない。


ここが、この事件の最大の謎。18年間我々読者を苦しめてきた、数多の考察を退けてきた最大の難所。
この答えが、もうすぐ与えられる・・・よね?主上?

下巻巻末の『載史乍書』にある「幻術に通ず」が阿選の秘密なのか、ただの比喩表現なのか気になるところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2019年10月2日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年10月2日

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